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赤虎アイルー

某所で書き溜めたSSの保管庫

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50-3:蝙蝠の悪知恵(おまけ)

やっぱりオチが欲しくてこんなのを付け足してしまったり。
まぁどうぞ。




「ごめんくださーい。」
「・・・ただいまー。」
「お、帰ってきたか。お帰りククル。アンナとコウライ、コウランもいらっしゃい。」
「お帰り・・・」
「・・・? トトル、元気ない?」
「あー・・・まぁ、気にするな。いつもの事だから。それより、お泊りはどうだった?」
「うん、楽しかった。コウライが一杯遊んでくれた。」
「そっかそっか、良かったな。コウライもありがとう。」
「あぁ・・・その、ユーライア・・・実は頼みが・・・」
「え? 何?」
「もう一晩お泊りを・・・あぐっ!?」
「ふふ、全くコウライったら、一日中ククル君と遊びっ放しで、どっちが子供か分からなかったんですよ。」
「アンナ、分かったから角はやめてあげて角は。」
「あ、アンナ・・・そうは言うが、コウランだってあんなに楽しそうにしてたし・・・」
「あーうっ! きゃーあぁ!」
「あぁそうそう、しっかりお兄ちゃんとして世話も見てくれましたし、ククル君は本当にいい子ですね。」
「あははは・・・だってさ、ククル。」
「・・・」
「ふふ、褒められて照れちゃったかしら? 私もククル君だったらいくらでもお泊りしていって欲しいですけど、でもやっぱり我が家が一番だと思いますしね。」
「んー・・・そうだと嬉しいんだけど・・・。ククルはうちとアンナの家だと、どっちが良かった?」
「・・・こっち。」
「はは、そっか。」
「そうか・・・やはりユーライアの家の方がいいか・・・。」
「ほら、だから言ったでしょう。やっぱり自分の家が一番よ。」
「そこまで落ち込まれると何だか申し訳ないな・・・今度また機会があればお泊りさせてみる? ククルも偶になら遊びに行きたいだろ?」
「・・・ん。」
「だってさ。」
「おぉ、そうかそうか! じゃあ次の時は色々用意しておこう!」
「コウライ、あなたの方がはしゃいでどうするの・・・あ、そうだ忘れない内にこれを。お土産です。」
「え? そんないいのに・・・わざわざありがとう。」
「氷樹リンゴのアップルパイです。夕飯に出したらククル君がとても気に入ってくれたので。」
「へー、そうだったんだ。よかったなぁククル。ほら、お礼を言わないと。」
「あ、ありがとう・・・。」
「はい、どういたしまして。それじゃ、私たちはこれでお暇しますね。」
「そんなアンナ・・・もうちょっと話しても・・・」
「こんな風に、何時まで経ってもコウライが帰れなくなっちゃいそうなので。」
「ははは・・・・それじゃまたね。今度はうちからも何かお礼を考えとくよ。」
「あら、それこそよろしいのに・・・ふふ、でも楽しみにしておきますね。」
「あーっ! うーっ!」
「アンナ、コウラン、またね。」
「うぅ・・・また遊ぼうなククル・・・。」
「うん。コウライもまたね。」
「色々どうもありがとうなー・・・っと、じゃ、皆も帰った事だし、早速アップルパイ食べるか?」
「・・・! うん!」
「はは・・・よっぽど気に入ったらしいな。今度作り方聞いておこうかな・・・。」
「あ、でも、トトルは食べちゃだめ。」
「・・・!? 何故だ!?」
「だって、やくそく。」
「あー、そういや一週間は果物類をククルにあげる約束してたな。」
「そ、そんな・・・!」
「じゃ、トトルはほっといて、アイルーたちと一緒に食べるかー。」
「うん。」
「ユーリ・・・! そんな・・・あんまりだ・・・!」
「ま、自業自得だなー。」
「うぅ・・・!」



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