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赤虎アイルー

某所で書き溜めたSSの保管庫

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46:奇跡の人

タイトルに偽りありですが
とりあえず皆でククルに言葉を教えてみよう! ってなネタです。
まぁどうぞ。




「とりあえず定番から行くか。これは、み、ず。みず。分かるか?」
「にー・・・? にーにゅー。」
「ふんふん・・・母音は合ってるな。」
「ユーリ? 何してるんだ?」
「あぁ、家で育てるなら会話くらいはできないと不便だから、ククルに言葉を教えようと思って。」
「なるほど。」
「でもまだ『にー』とか『きー』が限界なんだよな。もうこれくらいの年齢なら簡単な会話くらいはできるかと思ったんだが・・・あ、そういやククルって何歳くらいなんだ? 人間の時の見た目は二歳くらいだけど。」
「多分、二歳くらいで合っていると思う。俺も生まれてから季節が二巡りするくらいだと、大体これくらいの大きさだった。」
「うーん・・・どうにも『くらい』って単語が多くなっちまうな・・・ナルガクルガの成長過程ってまだよく分かってない部分も多いらしいし・・・あ、でもトトルは初めから喋れたよな? ある程度大きくなれば言葉を覚えるものなのか?」
「そうだな・・・必要な言葉は自然と覚える。でもポッケ村に来てから覚えた言葉も多い。」
「そっかぁ・・・じゃあやっぱちゃんと教えていかないとダメだな・・・あ、そういやあれで言葉を教える事は出来ないか?」
「あれ?」
「ほら、ククルと最初に会った時にやってた、目で話し合うやつ。あれでククルの名前も分かったんだろ?」
「そういわれてもな・・・うーん・・・とりあえずやってみる。」
「うん、とりあえず何でもいいから好きな言葉をひとつ伝えてみてくれ。」
「・・・」
「・・・」
「・・・ど、どうだ?」
「め、い、ど、ふ、く。」
「にー・・・みっ、みぇ・・・メイド服。」
「すごいぞククル! 抑揚も発音も完璧だ!」
「・・・トトル?」
「ん?」
「完璧だ! じゃねぇ!!」
「おごっふ」
「子供に自分の性癖を教え込むな!」
「だ、だってユーリが自分の好きなものって・・・!」
「自分に正直すぎだ!」
「にー・・・にゅー・・・にゅーい」
「・・・え?」
「にゅーい・・・ゆーい・・・ゆーり・・・」
「・・・俺の名前?」
「ゆーり、ユーリ」
「おぉ! うんうん! そうだぞククル! ユーリ! ユーリだ!」
「ユーリ・・・ゆっ・・・みゅ・・・メイド服。」
「・・・」
「・・・」
「・・・トトルさん?」
「ヒッ」
「俺の名前よりずっと、メイド服の発音の方がいいのはどういうことだ・・・?」
「たっ、多分、ククルもメイド服が好きなんだっ!」
「死ねこの馬鹿蝙蝠がぁ!!!」
「ぐげふぉ」
「ニャー? 何かすごい音が・・・何してるのにゃ旦那さん?」
「ニャーニャー、だんなさん!」
「ニャ!? すごいニャ! ククルお利口さんだニャー!」
「おりこー!」
「裸エプロン!」
「はだかえぷろん!」
「ドサクサに紛れて何教えてんだ馬鹿アイルーがぁ!」
「ニャー!?」
「ばかあいるーがー」
「あぁまた変な言葉を・・・!」
「お、何してんのー?」
「ニャニャー?」
「わぁもうお前ら寄るな!」


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