FC2ブログ

赤虎アイルー

某所で書き溜めたSSの保管庫

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

30:例えば名誉であるとか矜持であるとか

前回の続きと言うか何と言うか。
まぁどうぞ。





「なーなーユーリ、もふもふでトトルをつがいに選んだって本当なのか?」
「いや・・・正直言うとあの場限りの方便だ。だからあの二人には内緒な。」
「ほうべん?」
「あー・・・要するに嘘ってことだよ。」
「ほんとか!? じゃあもふもふじゃない俺でもまだチャンスはあるよな?」
「・・・は?」
「よっしゃ! じゃ早速唇を・・・」
「何でそうなるんだよ! 唇は関係ないっつうに!」
「関係ないなら別にケチケチしなくてもいいじゃんか!」
「これ以上余計な問題を増やしてたまるか! ・・・えぇいそんなにキスがしたけりゃアイルーとでもしろ!」
「ニャ!? 旦那さん何するニャ!?」
「えーコタローやトウマじゃ意味ねーよ! ユーリとしたいー!」
「そんなこといったらオイラだってガランなんてお断りだニャー! 旦那さんがいいニャー!」
「・・・何かそういう言い方されるとムカツくな・・・よーしコタロー、今日はとびっきり面白い遊びしようぜぇー・・・?」
「ニャ!? ニャニャー!!」
「・・・あー・・・日が暮れるまでには帰って来いよー・・・。」
「ユ、ユーリ・・・」
「うお!? な、何だよトトル・・・そんな部屋の隅に固まって・・・。」
「ユーリは俺の尻尾が好きだから、つがいになってくれたんじゃないのか・・・?」
「あ、さっきの話聞いてたのか・・・あーいやそのなんだ・・・それはだな・・・。」
「やっぱり、俺の尻尾じゃ嫌なのか・・・?」
「違う違う。尻尾も勿論好きだけど、決め手じゃないってだけだ。」
「・・・じゃあ、本当の決め手は?」
「あーもー・・・だからそういう小動物みたいな目で見るなって・・・本当の理由はだな・・・」
「理由は?」
「・・・やっぱ言わないでおく。言ったら調子に乗りそうだし。」
「そ、そんなぁ・・・」
「だからそういう目ぇするなっての。気が向いたら話してやるよ。」
「うぅ・・・」



「言えないよなぁ・・・そういう小動物みたいな目に弱いからだなんて・・・。本人の名誉の為にも・・・。」



スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://akatoraairu.blog36.fc2.com/tb.php/55-a3699934
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。