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赤虎アイルー

某所で書き溜めたSSの保管庫

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26-2:労働猫の団結権(後編)

お待たせしました後編です。
どうぞー。




「とゆーわけで、アイルー一丸となって不当な労働環境を改善するのニャー!」
「ニャー!」
「・・・。」
「あ、あれ? 皆どうしたのニャ?」
「・・・正直、オイラ達は特に不満無いからやる意味無いニャー・・・。」
「ニャ、ニャー!? ポルポ何を言ってるのニャ!?」
「だって旦那さんお給金をいつもちゃんと払ってくれるし、無茶な要求もしてこないし、すごくいい旦那さんだニャー。」
「お昼寝タイムもおやつも付けてくれるしニャー。」
「コジローまで!?」
「お、オモチは!? オモチはどうなんだニャ!?」
「ガランのお陰で創作料理し放題だから不満なんて無いニャ。」
「ジンジャーは!?」
「オイラも別に・・・ガランやトトルも最近は色々手伝ってくれるし、むしろ今までの職場で一番居心地いいニャー。」
「そ、そんな・・・くっ、こうなったら二人だけでもストライキだニャ!」
「おーいそろそろこんがり肉切れてきたから焼いて欲しいんだけど」
「早速来たニャ! オイラ達スト中だからお断りだニャ!」
「ストをやめて欲しかったらキリンを着るのニャー!」
「あ、こらコタロー勝手に! ここはヒーラーUを・・・!」
「ほんとにストやってるのかお前ら・・・というかストなのかそれは?」
「旦那さん旦那さん、オイラなら今手が空いてるから引き受けるニャ。」
「おぉじゃあポルポ頼むわ。」
「承りましたニャー。」
「あー! ポルポ勝手に何してるニャ!」
「だってトウマがやらないならオイラがやるしかないニャー。」
「くっ、まさか同じアイルーに裏切られるなんて・・・!」
「正に孤立無援・・・! だけどオトモアイルーはオイラだけニャ! まだ希望はあるニャ!」
「あー・・・じゃあトトルと行くか・・・いやガランも元気が余ってるみたいだし、そろそろハンターの仕事を手伝わせても・・・。」
「ニャ、ニャー! そんなことされたらオイラの存在意義が!!」
「コタロー! こうなったら最終手段だニャ!」
「わ、わかったニャ!」
「うん? 最終手段? ・・・その風呂敷が?」
「ふふふ・・・これぞオイラ達の最終奥義!」

「『実家に帰らせていただきます!』だニャ!」

「・・・まぁ最近休みらしい休みもやってなかったしな。休暇扱いでいいのか? 何日の予定だ?」
「ば、馬鹿にしないで欲しいニャ! こっちは本気だニャ! 行くニャコタロー!」
「ニャー! あとで後悔しても知らないんだからニャー!」
「あーあー、ほんとに行っちまったなぁ・・・。」
「ユーリ、いいのか?」
「うーん・・・まぁ最近付き合いが長いってこともあって、二人に頼りすぎてた面も無かったわけじゃないしな・・・雇用主として、休ませてやる事もたまには必要だろ。」
「いや、そうじゃなくて・・・二人は今人間の姿だから、村から出たらモンスターに襲われるんじゃ・・・」
「あ」



「・・・。」
「・・・。」
「あー・・・二人ともオカエリー・・・。」
「うわーん旦那さーん!!」
「こわっ、怖かったニャー!!」
「もうわがまま言わないから許して欲しいニャー!」
「ストもやめるニャー! だから見捨てないでニャー!」
「おーよしよし。見捨てたりせんから安心しろ。」
「ほ、ほんとニャー・・・?」
「たまにはオイラも狩りに連れてってくれるニャ?」
「わかったわかった。次の狩りで一緒に行くから。」
「ニャー! 旦那さん一生付いていくニャー!」
「オイラもだニャー!」
「大袈裟だなぁ・・・っておいこらどこ触ってんだ!?」
「ひ、久々の旦那さんの肌の温もりだニャー・・・ハァハァ」
「にゃーん・・・旦那さん・・・旦那さん・・・!」
「結局こうなるのかよ! ちょ、こらホント離せー!」



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